2018.01.25

保育園の安全管理強化とIT化

東京都内の保育園の安全管理強化のための東京都、および各自治体の取り組みが報道されました。

東京都内の自治体、保育施設の安全対策強化
2018/1/25 22:00日本経済新聞 電子版
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO26148370V20C18A1L83000/

保育園の現場では、SIDSによる死亡事故を防ぐために、お昼寝時間帯は常時、保育者が午睡チェックを行うことになっています。
0歳児は5分おき、1歳児以上は10分おきに、呼吸と体の向きを確認し、帳簿にチェックをしたり あるいは電子機器に記録します。

SIDS予防のため、うつぶせ・横向きの子どもは「仰向けに」ひっくり返して回るのですが、ひっくり返した途端に、また体勢を戻してしまう子もいて、せっかく本人が居心地の良い体勢にしているのに、またすぐひっくり返すのも…と可哀想になったりもします。

このように、保育者は5分に1回、10分に1回見回っていますが、見回ったすぐ後からもし呼吸がとまれば、5分以上呼吸停止の状態になることもありえます。
そんなとき、ベビーセンサーやモニターがあれば、すぐに異常を感知できるので、迅速に救命措置を施すことができますので、もし呼吸が止まってしまったとしても、人命への影響を最小限に抑えることが期待できると思います。

また機械を導入しても、人によるチェックは今まで通り行うとのことで、「機会に任せて人を減らす」というわけではありませんので、安心が増すということでしょう。ただ、せっかくITを導入するのですから、人によるチェックを「紙に書く」代わりに、モニター結果を自動記録することで保育記録として承認されると良いなと思います。
(さらに保育士を監視したければ、全園にモニターカメラを付ければ良いと思います)

朝、元気に走り回り、給食もおかわりした2歳児が、あおむけで呼吸停止していた事案が身近な保育園でもありました。
幸い早期発見で助かりましたが、本当に、いつ、どんな状況で起きてもおかしくないSIDS。
二重三重の安全管理をしていく今回の動きはぜひ進めてもらうと良いと思います。

抜き打ち検査も増えてくるとのこと。
監査項目を増やすよりも、こういう対策の方が効きそうですね。