2018.04.05

平成30年の各自治体の保活・入園状況

4月に入り、いよいよ新年度が始まりました!

すでに保活が終了している方、継続中の方、これから開始予定の方など様々かと思いますが、
平成30年4月の各自治体での保育園の入園状況について考える視点を記したいと思います。
(※市区町村別の申込・入園状況の確定数値の発表は、例年、東京都では7月中旬以降、
  厚労省の全国取りまとめでは9月になるため、あくまで統計データに基づくレビューでは
  ありません。保活アドバイザリーサービスご利用者様からのフィードバック、
  各方面へのヒアリング等、弊法人の情報収集による現時点まとめです。)

保育園
保育園 / kanonn

待機児童数の多い都市部においては、各自治体がそれぞれ努力されたと思いますが、
今年の入園当落結果を昨年と比較してみると、
・努力が報われて改善した自治体
・数値的には努力の跡は見られるが結果は現状維持の自治体
・悪化したまま変わっていない/悪化している自治体
の3種類に、やはり分かれてしまいました。

これら成否の分かれ目は、なんでしょうか。
各自治体のリーダー/担当課の危機感、実際の取り組み、そして
結果としての待機児童状況の推移などを、実際にウォッチしてきた
経験からすると、以下のポイントによってほぼ決まると感じています。

1) 予測精度
-どこまで、潜在需要も含めてリアルに近い、高い精度の需要予測をし、
 それに則った整備計画をつくったか

2) 計画実現度
-整備計画どおりに目標定員分を確保するため、保育サービスの形態の多様化や
 「どうやれば増やせるか」に繋がる新しいアイディアをちゃんと考え、実行できたか

3) リーダーシップと組織風土
-組織にやりきらせるリーダーシップが自治体の首長または担当部局のリーダーにあったか

上記のようなポイントをちゃんと取り組んでいるかどうかで「共働きにやさしい自治体」
になるかどうかの成績が変わってくる、そして今後改善していく自治体なのかの見極め
ポイントとなる、いうのが私の現時点での仮説です。
(当たり前のようですが、これらを全部そろえてできている自治体はなかなかありません)

新年度に入って第一週の今週、早速、いくつかの自治体のご担当者にヒアリングを行い、
(ご迷惑と知りつつ笑)改めて、この仮説の確からしさを確認している次第です。

自治体のご担当者とは意見交換をしつつ、他自治体の工夫やアイディアをお知らせすることも
しているので、それをきっかけにその自治体の待機児童の状況が少しでも早く改善すればと思います。

今後も、注目の自治体にはヒアリングを行い、こちらのブログにおいても、独自の画期的アイディア
や保護者に喜ばれている取り組みなどを行っている自治体の事例をご紹介していきたいと思います。
(あるいは残念な事例も・・・)