セミナーは満員御礼。続く保護者様の関心の高さ

令和元年6月8日(土)、東京大手町にて、ベネフィット・ステーション会員様向けの保活セミナ
ーに登壇させていただきました。

昨年、今年と、東京都内の待機児童が減少しているというニュースが流れてはいますが、5月中から当セミナーのWebでの受付は定員80名に達し、Web締め切り後も、申込みのご要望や問い合わせが届いていたとのこと。

登壇者である当法人のホームページから、直接お問い合わせいただいた方も何人かいらっしゃり、「1人だけなので何とか入れてもらえないか」「立ち見でも良いので」など、まだまだ皆様のニーズは高く保育制度への不安・分かりにくさは多いのだなと実感いたしました。

当方としては、「保活などという言葉や、保活アドバイザーなどという仕事が不要な世の中になってほしい」と願っておりますが、幼児教育・保育無償化や、都下・千葉・埼玉などでの保育需要の増加なども見られ、まだ安心できない状況であると感じます。

構成としては50分講義、10分質疑応答のセミナーとなりました。

セミナーの後の質疑応答では、
・幼児教育・保育無償化で今後待機児童問題はどうなりそうか?
・ベビーシッターの質の見極めはどうすればいいか?
・自営業でも、調整指数は変らないようだが不利にならないか?
などのご質問がありました。

保活は「自治体の保育園入園案内」をよく読むこと、が基本ではありますが、確かに、上記のようなことは案内の資料をいくら読んでも載っていませんよね…。

当方では、毎年、都内の自治体保育課のご担当者様へのインタビューを行い、過去の統計データの分析だけではなく、今後の傾向を見通すようにしています。

また、実際に、居宅訪問型事業などベビーシッターのご利用者のお話や、保育園への見学・申込み状況もヒアリングし、数字では見えない「現場の実態」を把握した上で、戦略づくりのアドバイスを行っております。

今年は、2020年から5か年に亘る、「第二期子ども子育て支援事業計画」の策定年です。

未就学児・小学生のお子様がいらっしゃるご家庭には、昨年秋に、アンケートが届いた方もいらっしゃったのではと思います。
自治体では既に計画策定に着手しています。
その内容も含めて、的確な情報提供ができればと考えております。